阪急阪神リート投資法人

サステナビリティSustainability

環境への取組み

環境目標

2019年3月に実施いたしましたサステナビリティ推進委員会において、以下の環境目標を設定しております。

  1. エネルギー消費量:5年間に5%の削減
  2. 温室効果ガス排出量:5年間に5%の削減
  3. 水消費量:5年間に5%の削減
  • 2018年度を基準年度とします。

エネルギー等消費量・原単位実績

2018年度
消費量 原単位
エネルギー消費量 87,434,495kwh 270.5kwh/㎡・年
水消費量 451,584㎥ 1.4㎥/㎡・年
温室効果ガス排出量 29,405t 0.09t/㎡・年
  • データ把握率99.2%(保有物件のうち敷地物件を除く)

エネルギーマネジメント

省エネルギーポリシーの制定

投資法人および資産運用会社は2019年3月に制定した「省エネルギーポリシー」に基づき、運用不動産ポートフォリオのエネルギー消費量を継続的に把握し、目標値に対する達成度を測っていきます。エネルギー効率の低い物件については、運用改善及び設備投資を検討し、ポートフォリオ全体でのエネルギー消費量の継続的削減を目指します。

【例】

  • 照明のLED化、高効率空調への更新など、設備投資を伴う対策については、ライフサイクルコスト等を考慮し、費用対効果の高いものから優先的に実施を検討いたします。

2017年度環境省ASSET事業の補助金交付を受ける採択者に選出

ASSET事業(注)とは、環境省が推進する先進的な設備導入と運用改善を促進することにより、CO2排出量の大幅削減を効率的に図る事業のことです。
その事業の一環で、北野阪急ビルにおいて、冷凍機更新による省CO2事業に参加し、補助金の交付を受ける採択者として選出されました。

  • Advanced technologies promotion Subsidy Scheme with Emission reduction Targets
北野阪急ビル

2018年度環境省設備の高効率化改修による省CO2促進事業の補助金交付を受ける採択者に選出

阪急西宮ガーデンズでは2018年度に実施いたしました空調機器の部品交換に伴い高効率機器を導入し、CO2排出量削減に寄与したため、環境省の設備の高効率化改修による省CO2促進事業の補助金交付を受ける採択者に選出されました。

阪急西宮ガーデンズ

住宅・建築物省CO2先導事業

住宅・建築物省CO2先導事業とは国が、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを公募し、予算の範囲内において、整備費等の一部を補助し支援する事業です。

グランフロント大阪は2009年度に同事業の適用を受けており、「複数街区一体での水と緑のネットワークの整備」、「実効性の高い省CO2技術の採用」及び「持続可能なマネジメントシステムの構築」が取組み方針として採択され、大規模な屋上緑化・街区緑化、自然換気システム、太陽光発電の採用など環境に配慮した設計となっています。

グランフロント大阪
(うめきた広場・南館)
グランフロント大阪(北館)

ヒートアイランド対策

夏場のヒートアイランド対策として、阪急西宮ガーデンズでは屋上庭園に噴水・ドライミスト、シネマコンプレックス屋上に散水用スプリンクラー、HEPファイブではメインエントランスにドライミスト、グランフロント大阪ではうめきた広場にカスケード等の水景施設及びミスト演出装置を設置しており、空調負荷軽減によるCO2排出量削減に寄与しております。

〈ドライミスト〉
〈噴水〉

屋上の遮熱塗装

北青山3丁目ビルでは屋上の遮熱塗装を実施しており、3階区画内の室温上昇を防止することで、空調負荷軽減によるCO2排出量削減に寄与しております。

北青山3丁目ビル

照明LED化の推進

投資法人が保有する物件では各物件の照明LED化を推進しております。HEPファイブや阪急西宮ガーデンズにおいてはバックヤードを除く共用部の照明をLED照明に更新しております。2019年度においては汐留イーストサイドビルの専用部の照明も順次LED化を進めております。

地域冷暖房システムによる冷温熱源の利用

スフィアタワー天王洲では天王洲エリアサービス株式会社が保有する地域冷暖房システムから供給される蒸気・冷水を使用しております。地域冷暖房システムとは、エリア全体の冷暖房・給湯等に利用する冷水・蒸気を地区プラントで集中的に製造し、供給導管を通じて供給するシステムで、熱源設備の集中化による運転効率の向上により省エネルギー、大気汚染・地球温暖化防止等の環境保全に貢献しております。

スフィアタワー天王洲

再生エネルギーの活用

太陽光発電設備の導入

阪急西宮ガーデンズ南駐車場上部(山手幹線沿い)にソーラーパネルを設置し、発電された電力で照明を点灯させております。HEPファイブにおきましても屋上に太陽光パネルを設置し、クリーンな自然エネルギーを観覧車のライトアップに活用しております。1階アトリウムには太陽光による発電量を表示したモニターが設置されております。

風力発電設備の導入

阪急西宮ガーデンズではサボニウス型の風車とソーラーパネルを組み合わせたハイブリッドタイプの発電設備で、屋上照明を点灯させております。

壁面や緑化の推進

グランフロント大阪では外周に全長500mの「いちょう並木」と南館と北館の間を東西に横断する「けやき並木」がございます。北館の北側にある4,000㎡の庭園は、四季のうつろいを感じられるスペースとして年間を通してお散歩を楽しんでいただけます。また、南館・北館9階の屋上には計10,000㎡を超える屋上庭園を設けており、訪れる人々に潤いを与え、オフィスワーカーの知的交流の場にもなります。
また、阪急西宮ガーデンズ屋上のスカイガーデンは、「自然環境との調和」を施設コンセプトに、六甲山系に自生する樹木や桜、果樹などで緑化され、訪れる人々の憩いの空間となっております。

〈いちょう並木〉
〈屋上庭園〉

水資源への取組み

節水ポリシーの制定

投資法人及び資産運用会社では2019年3月に制定した節水ポリシーに基づき、運用不動産ポートフォリオの水消費量を継続的に把握し、目標値に対する達成度を測っていきます。水資源利用効率の低い物件については、運用改善及び設備投資を検討し、ポートフォリオ全体での水消費量の継続的削減を目指します。

【例】

  • 節水機器への更新、節水装置の導入など、設備投資を伴う対策については、ライフサイクルコスト等を考慮し、費用対効果の高いものから優先的に実施を検討いたします。

雨水の再利用

阪急西宮ガーデンズやグランフロント大阪、メッツ大曽根では雨水を貯水し、植栽灌水やトイレ洗浄水として再利用を行っております。

中水設備の利用

スフィアタワー天王洲では中水設備を備えており、オフィス棟で排出された水資源をきれいにして、トイレ洗浄水等に再利用を行っております。

厨房排水除害設備の設置

阪急西宮ガーデンズでは厨房排水除害設備を備え、飲食・食品店舗の厨房排水を公共下水への排水前に複合微生物群により処理することで汚濁物質を低減し、西宮市の基準値を大きく上回る水質を維持しております。

廃棄物管理

廃棄物の管理

投資法人及び資産運用会社は運用不動産ポートフォリオの廃棄物処理業者提出の数値を定期的に把握しております。

計量課金の実施

阪急西宮ガーデンズおよびグランフロント大阪では各テナントが排出した廃棄物を専用の計量器にて測量し、排出した廃棄物量に応じて課金システムをとっております。当該システムによりテナントの廃棄物の排出抑制に貢献しております。

分別廃棄とリサイクルの徹底

デュー阪急山田やHEPファイブなどでは段ボール、紙類、かん、びん、ペットボトルの分別をし、リサイクルを徹底して実施しております。

外部認証

GRESBリアルエステイト評価における「Green Star」評価の取得

GRESB(グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク)とは、不動産セクターの環境・社会・ガバナンス(ESG)配慮を測る年次のベンチマーク評価です。

投資法人は、2019年に実施されたGRESBリアルエステイト評価において、「マネジメントと方針」及び「実行と計測」の両面で優れていると高く評価され、「Green Star」の評価を取得しました。また、総合スコアでの相対評価によるGRESBレーティング(5段階評価)においては、「3Star」の評価を取得しています。

DBJ Green Building認証の取得

「DBJ Green Building認証」とは、環境・社会配慮の観点から、株式会社日本政策投資銀行(DBJ)が物件を5段階で認証する制度です。
今後も継続的に認証物件の拡大を進めてまいります。

国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされたビル

阪急西宮ガーデンズ

極めて優れた「環境・社会への配慮」がなされたビル

HEP FIVE
DBJ Green Building 2019

非常に優れた「環境・社会への配慮」がなされた建物

2015年度「港区みどりの街づくり賞」受賞

「港区みどりの街づくり賞」は、港区が区内緑化の一層の推進を図ることを目的に2004年に制定されたもので、環境への配慮と優れた緑化計画を行っている民間建築物を表彰する制度です。

北青山3丁目ビル

SMBC環境配慮評価の取得

「SMBC環境配慮評価融資」は、融資の実行にあたって、株式会社三井住友銀行と株式会社日本総合研究所が作成した独自の評価基準に基づき企業の環境配慮状況を評価するものです。

投資法人は「SMBC環境配慮評価融資」において、資産運用面で良好な環境配慮を実施している点が評価され、「A」の評価を取得しました。

【高く評価された点】
  • 2018年11月に制定したサステナビリティ方針のもと、省エネルギーや再生可能エネルギー、節水や廃棄物削減に取り組み、効果を把握するとともに、テナントやテナントの従業員にも広く活動への参加を促している点
  • 環境配慮に関する外部認証取得の推進を、物件の準共有者らにも働きかけ、「阪急西宮ガーデンズ」や「HEPファイブ」ではそれぞれの建物の特性に沿った高い評価を獲得している点
  • サステナビリティに関する目標を個人個人も持つことで、全社一体となって環境マネジメントと企業経営の融合に取り組んでいる点