阪急阪神リート投資法人

証券コード:8977

投資法人の概要Overview

執行役員メッセージ

阪急阪神リートは継続的な成長と
分配金の向上を実践しています。

阪急阪神リート投資法人 執行役員
阪急阪神リート投信株式会社 代表取締役社長
白木 義章

〜阪急阪神リートのウェブサイトへようこそ〜

 

新型コロナウイルス感染症のみならずインフルエンザをはじめとする伝染性疾患の流行や自然災害の続発など落ち着かない日々が続いています。
罹患あるいは被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

コロナ禍に入ってからの4年の間に、様々な社会環境変化がありました。
例を挙げますと、人流が復活する中でも飲食店における大人数での宴会需要が減退しており、一時的なものとは思えません。商業施設では閉店時刻を一時的に繰り上げておりましたが、営業時間の短縮傾向が定着することになりそうです。

その背景には人々の行動変容と人手不足があります。
これらの変化は「不可逆的」なものと判断しており、「元どおり」に復する発想からの転換が求められていると感じます。

物件取得の面でも上記の社会環境変化を踏まえる必要があります。今後の取得ターゲットとして、従来から重点を置いている地域密着型商業施設や優良立地の都市型商業施設に加えて、eコマースの発達を踏まえた「ラストワンマイルの配送を担う物流施設」や、ワークプレイスの多様化を踏まえた「コンパクトで高品質な中小型オフィス」を新たに対象として、外部成長を実現する努力を行う所存です。

その一環として、2024年3月に大阪府堺市に所在する地域密着型商業施設の敷地を取得いたします。

国内不動産の取得に関するお知らせ

金利動向も分配金に影響を与える重要な要素です。借入先の多様化、固定金利と変動金利の組合せなど知恵を絞ることにより、財務の安定性と調達コストの抑制とを図り、分配金の維持向上に努めてまいります。

1月24日に第37期(202311月期)の決算発表を行いました。1口当たり分配金は、3,056円を計上しました。2023719日に発表した予想値(2,930円)に対して4.3%の増加となりました。第38期(20245月期)の1口当たり分配金は3,030円を、第39期(202411月期)については3,040円を予想しております。

追伸
37期の決算説明動画をホームページに掲載いたしましたので、ご高覧いただければ幸いです。

 

2024年1月