阪急阪神リート投資法人

証券コード:8977

投資法人の概要Overview

執行役員メッセージ

阪急阪神リートは継続的な成長と
分配金の向上を実践しています。

阪急阪神リート投資法人 執行役員
阪急阪神リート投信株式会社 代表取締役社長
岡﨑 豊茂

〜阪急阪神リートのウェブサイトへようこそ〜

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

阪急阪神リート投資法人のスポンサーである阪急阪神ホールディングスグループは、阪急電鉄株式会社及び阪神電気鉄道株式会社による鉄道事業を起点に、不動産事業、エンタテインメント事業等、多岐にわたる分野で皆様に多様なサービスを提供してまいりました。
中でも不動産事業においては、大阪梅田エリアを中心にオフィスや商業施設の開発・運営を展開しており、これらを核として鉄道沿線に多数の施設を開発・保有しております。
本投資法人はスポンサーグループの持つ不動産事業における企画能力及び運営能力を活用することで、持続的な成長に向けた取組を継続してまいります。

本投資法人の重点投資対象エリアである関西圏では、「グラングリーン大阪南館」の開業や「大阪関西万博」の開催などを受け、国内外の観光需要やおでかけ需要は堅調に推移しています。
また、採用強化・雇用環境の改善を目的とした立地改善ニーズ等の高まりによるオフィス空室率の低下や賃料単価の上昇が確認できる一方で、インフレーションの進行による物品・サービス価格の上昇等、本投資法人を取り巻く社会経済環境は大きく変化しています。
このような環境下においても、本投資法人の運営は着実に進展しております。

40期(2024121日~2025531日)には、資産運用会社独自の取組として「汐留イーストサイドビル(持分80%相当)」の売却及び「イオンモール猪名川」「フレンドマート茨木平田店(敷地)」の取得という戦略的な資産入替を実施いたしました。これによりポートフォリオ全体の収益性が改善しています。また、2025630日に「汐留イーストサイドビル残持分(20%相当)」を売却したことで得た資金につきましては、本投資法人のさらなる成長に資する取組への活用を検討してまいります。

既存物件の運営面では、202411月にリニューアルした「北野阪急ビル」の地下1階飲食店街「梅田しばちか」において、20254月に最後の1区画のテナントがオープンし、さらに1階区画の業態変更も行われたことで、リニューアル計画はすべて完了いたしました。

これらの結果、第40期(20255月期)の1口当たり分配金は3,319円となり、2025319日に発表した修正予想値(3,280円)を1.2%上回る結果となりました。
41期(202511月期)の1口当たり分配金は3,300円を、第42期(20265月期)は3,200円を予想しております。

今後も外部成長、内部成長、財務戦略、サステナビリティの各分野に注力し、1口当たり分配金の伸長並びに投資主価値の最大化を目指してまいります。

なお、第40期の決算説明動画をホームページに掲載しておりますので、ぜひご覧いただければ幸いです。

引き続き、皆様のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2025年7月